2017年06月02日

「美味しいですか?」ときかれて

6月に入りました。毎年この時期になると、お腹を壊すはるえもんです。どうも冷房に体がすぐには適応できないみたいです。
さて、今年15周年のアンダンテは、“新しい動き”にむけて水面下で準備を始めました。“新しい動き”がどんなことかは、諸々お話できるときにまたお伝えしたいと思います

では、以下、今月の通信コラムより
●西荻窪には美味しい店がたくさんあるのですが、この地で働くこと十数年ともなると、新しい店を開拓する冒険心も低下し、だいたいいつも決まった店でランチを済ませる日々。ところが先日たまたま、“いつもの店”が休みで、しかたなく少し離れた場所の、初めて入るカフェで昼食をとることに。
●いただいたカレーのセットは、可もなく不可もないお味で、お店の雰囲気も悪くなく、同僚とランチ休憩を楽しみましたが、気になったのが愛想のいい店員さん。頻繁にテーブルに来ては「おいしかったですか?」とニコニコと尋ねてくるのです。そのたびに愛想笑いをしながら「はい、おいしいです」と答えるものの、心の中で首をかしげます。そう聞かれて「おいしくない」と答える客がいるだろうか? と。
●客に「おいしいか?」と聞いたら「おいしい」と答えたから、うちの料理は美味しいのだ。そう自己評価するのは、誤りだと思うのです。「おいしい?」ときかれて社交辞令的な「おいしい」以外の評価を正直にできるとしたら、それはよほど信頼関係のできた間柄に限られるでしょう。(昨日うちの息子は私の作ったチャーハンを「おいしくない」と言って残しました!) 本当の客の評価は、その客が残さず食べた、リピートしてくれた、こちらから聞かずとも「この○○おいしかったわ」と感想を述べてくれた・・・など、もっと別の形で知り得るものではないでしょうか。
●翻って私たちの仕事も、同じことが言えます。アンダンテでの体験授業の後で「楽しかった?」とたずねれば、大抵の子は「うん」とうなずいてくれます。が、私たちはいつも、ご家庭で改めて本人の感想を聞いてから入会を決めるようおすすめします。あるいは、普段の学習でも「わかった?」ときいて「わかった」と子どもが答えた=本当に理解したという証拠にはならないので、さまざまな評価の仕方を考えなければなりません。また逆に、子どもが正直に「わからない」と言えるような信頼関係を築くことも、重要なのです。




posted by はるえもん at 18:50| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする