君たちホントは勉強好きなんだね。

実行機能スキルに注目した夏プログラムは、第2回も無事に終わり、私自身とても手ごたえを感じることができました。
子どもたちの感想、発言も、最終日にはとても活発で前向きになっていました。
そんな様子をお伝えしたく、会報のコラムより。

●夏プログラムをやってみて、いちばん驚きだったのが、参加した生徒さんたちが想像以上に静かに、集中して、自習タイムにのぞんでいたことでした。内心、子どもたちの主体性に任せる以上、私語やふざけなどがエスカレートして収集つかなくなる事態も起こりうると考えていました。ですから、学習の妨害となるような行為を注意してもやめられない場合、退室してもらうというルールも設けていました。
●実際には、この2週間×2回のプログラム開催中、退室ルールは一度も発動されませんでしたし、私たちスタッフが注意・指導する場面もほとんどありませんでした。もちろん、慣れてくるにつれて参加者同士でおしゃべりが始まることもあれば、集中力が切れて学習を中断してしまう生徒さんもいました。でも彼らは振り返りタイムできちんと自分を省み、「明日はこうしようと思う」と改善策を述べ、翌日はそれを意識する姿勢が見られました。
●スタッフの関わり方が良かった? 教材が取り組みやすかった? プログラム構成が功を奏した? …新しい企画は、うまくいかなかった点についてその原因を探り、修正を重ねながらより良い形を模索していくのですが、成功要因を突き止めるのは意外と難しく、うれしい悩みではあります。
●今回の夏プログラムは、実行機能に弱さがある子どもたちに、学習を進めるうえでの「スキル」を学び、それを生かすことを体感する場を提供しよう、という趣旨の新しい試みでした。参加者の楽しそうに学ぶ様子を見ると、これを季節ものの特別企画に終わらせるのは、惜しい気がしてきました。通常期でも提供できる形を検討したいと思います。

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